「これからエギングを始めてみたいんだけど、何が必要なんだろう?」
釣り初心者にとって、必要な釣り道具をきっちり揃えるというのは難しいこと。
でも、ご安心ください。〈エギングに必須となるもの〉、〈エギングするなら揃えておきたいもの〉、〈エギングで便利なもの〉の3グループに分けて説明していきます。
これを読んでおけば、エギングに必要な道具を自分のペースで揃えていくことができるようになりますよ(^^)
エギング必須タックル
それではまず、エギングに必須となるタックルについてです。
「タックル」というのは釣り用語で、釣り道具のことですので覚えておいてくださいね。
- 竿
- リール
- ライン(糸)
- エギ
竿はエギング専用ロッドだけでなく、キャストウエイトが30g程度に対応しているルアーロッドも使用できます。
リールは2500~3000番程度の、スピニングリールが適しています。
ラインはPEという種類がエギングに適した特性ですが、初心者には扱いにくいのでナイロンを選ぶのも良いでしょう。
エギは根掛かりで無くす可能性もあるため最低2つは準備し、色が異なるものにしましょう。
とりあえず1回チャレンジという方は、以上の竿とリールとライン、エギさえあればエギングできます。
エギングは、割と気軽にできる釣りだということが分かりますね(^^♪
エギングするなら揃えたいタックル
次に、エギングするなら揃えておきたいタックルについてです。
- スナップ
- 糸切ハサミ
- ルアーケース
- フィッシングバッグ
- たも網またはギャフ
- 水汲みバケツ
- クーラーボックス
- イカ締め
- ヘッドライト
順に説明していきますね。
スナップ
スナップとはエギとラインの間で使う金具のことで、スナップにラインを結びます。
スナップにはエギをワンタッチで付けられるようになっているため、簡単にエギの交換ができます。
また、間にスナップが入ることにより、スレによるライン切れや根掛かりの防止にもなります。
エギング専用のスナップがあり、サイズはMサイズが使いやすいためオススメです。
糸切ハサミ
糸切ハサミは、その名の通りラインを切るためのものです。
糸を切るだけでなく多機能なフィッシングプライヤーというものもありますので、お手持ちのモノがない場合にはそちらをオススメします。
ルアーケース
ルアーケースは、エギを収納するのに使います。
エギ専用のものがありますので、そちらが良いですね。
フィッシングバッグ
フィッシングバッグは、エギケースなどを入れて持ち運ぶために使用します。
身に付けたまま釣りをするため、コンパクトで自分の体にフィットするものがオススメです。
ほとんど動き回らないよという方は、バッカンやタックルボックスでもかまいません。
たも網・ギャフ
たも網とギャフは、ランディングツールと呼ばれる釣れたイカを取り込むためのものです。
たも網は柄の部分が伸縮する網で、釣れたイカをすくって使用します。
ギャフは伸縮する柄の先が針になっているもので、釣れたイカを引っ掛けて使用します。
リリースすることも考えて、イカに傷をつけないたも網が個人的にはオススメです。
水汲みバケツ
水汲みバケツは、イカのスミを流したり、手を洗ったりするのに使用します。
海に投げ入れて水が汲めるように、取っ手にはロープが付いており、バケツ自体にも重りが付いて水が汲みやすいような工夫がされています。
クーラーボックス
クーラーボックスは、飲食するものを入れたり、釣れたイカを持ち帰るために使用します。
手持ちの物があれば釣り用でなくても大丈夫ですし、保冷材は凍らせたペットボトルが使用できます。
イカ締め
イカ締めはその名の通りイカを締めるために使うものです。
マイナスドライバーのような形状をしており、イカの目の間に刺して締めます。
実際にマイナスドライバーで代用することもできますし、中には空手チョップで締める方もいます。
イカを締める目的は、鮮度を保つということもありますが、持ち帰っている間に墨を吐かせないためでもあります。
ヘッドライト
ヘッドライトは、夜釣りをする人には必須です。
仕掛けを結ぶくらいならスマホのライトでもなんとかなりますが、暗闇の中掛かったイカを取り込むにはヘッドライトでなければなりません。
竿とランディングツールで両手がふさがっているため、ヘッドライトでなければ掛かったイカを照らすことができないためです。
エギングであると便利なもの
最後に、エギングであると便利なものについてです。
ここまでは主に釣り具屋さんで手に入れるものでしたが、釣具屋さんで売っているもの以外でもあると便利なものがありますので、それを紹介します。
- 絆創膏
- ゴミ入れ
- 口を閉じることのできる袋
- タオル
- ウエットティッシュ
これらのものはベテランアングラーの方は皆さん持っているけど、初心者の方は意外に見逃しがちなんですよね。
絆創膏
釣りをしていると針が刺さったり、ちょっとしたケガをすることがあります。
釣りを始める前にケガをするなんてこともありますので、その時に絆創膏が有ると本当にあってよかったと思うはずです。
防水タイプの絆創膏が良いですね。
ゴミ入れ
ゴミ入れは、糸くず等を入れるために使用します。
落ちてるゴミまで拾える素敵な釣り人が増えてくれると嬉しいな。
そういう人には、きっと幸運の女神さまがイカを釣らせてくれるハズ(^^♪
口を閉じることのできる袋
口を閉じることのできる袋は、釣れたイカを入れるのに使用します。
「クーラーにそのまま入れればいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、クーラーにイカのスミが付かないようにするためです。
イカのスミは墨汁に粘り気を加えたようなもので、一度ついてしまうとかなり厄介です。
タオル
タオルは汗を拭いたり、手を拭いたり、とにかくあれば助かることがたくさんあります。
気兼ねなく使えるように、使い古したものが良いと思いますよ。
ウエットティッシュ
ウエットティッシュは釣りが終わってから手を拭くのに使用します。
アルコールタイプが平気な方は、そちらがオススメです。
においもよく取れますし、ケガしたときにちょっとした消毒代わりにもなりますよ。
まとめ
エギングに必要な道具、思ってたより少なかったですか?それとも多かったですか?
釣りに出掛ける前には持ち物チェックしましょうね。
私はリールを忘れて、取りに戻ったことがあります(^^;
自分のお気に入りの道具を揃えて、忘れ物の無いよう一緒にエギングを楽しみましょう(^^)/